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24日 クリスマスイヴ 25日 クリスマス
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624 :the day:2006/11/11(土) 18 07 44.56 ID 8n1TFFiG0 The day 始まり。 赤い。 半壊された硬質の扉から、真紅の長い尻尾が飛び出す。 べちゃり、と床に叩きつけられた――機械が垣間見える腕。 四方を、鋼鉄で囲まれた広い空間。 中央に巨大な柱が屹立し、その周りを青白いカプセルが設置されていた。 その空間のビスを埋めた鉄の床は、真っ赤に染まっている。 「お前は……いったい……」 荒い息をつく生存者。 金色の長髪を持った女が、オイルまみれの血に膝を突き、緑に輝く剣を持っていた。 「お前は、いったい何なんだ……!」 剣と同じ色をした、女のボディが未曾有の恐怖に大きく揺れる。 彼女の周りを埋め尽くす死体。 暴風に巻き込まれたかのような傷口を、天井の薄青に輝く照明の下に晒し、全てが絶命していた。 625 :the day:2006/11/11(土) 18 09 51.00 ID 8n1TFFiG0 彼ら、彼女らの命の証を踏みしめるのは、赤い装甲に覆われた脚。 水音をたて、人影が緩慢に歩む。 いたぶるかのような歩行が、ゆったりと行われた。 幽鬼の如きレプリロイド――赤いメットを被った少女が迫る。 幼さを感じさせる顔と身体を、オイルで真っ赤に染めあげていた。 元のボディカラーの赤に、命の紅を重ねる。 少女の右腕が上がり、瞬時にして拳が砲台となった。 「お前は、何なんだ!?」 剣を両手に持ちかえて、女の放った怒号が、真紅の少女に突き刺さる。 それに応え、少女の口の両端が――にぃ、と弧を描いた。 やっと暖かさを取り戻した、春の始め。 桃色の花弁を大量に身に着けた木々が、並木道を彩る。 時折、ピンクの花びらを落とし、巨大な建造物へと続く通路を雪のように舞った。 花びらの絨毯を蹴散らしながら、革靴が突き進む。 靴の持ち主は、スーツの上に白衣を羽織った老人。 627 :the day:2006/11/11(土) 18 11 56.87 ID 8n1TFFiG0 胸の衣嚢に宛がわれた名札には、ケインと書かれていた。 厳しい顔で、桜の匂いのする生暖かい風を割り、遠くにそびえる正五角形状の建物に向かう。 ケインが時計を見下ろすと、短針は八を指していた。 「白衣なんて珍しいな」 からかいを帯びた声が、後ろから流れ出た。 回された灰色の瞳が捉えたのは、背の低い白い影。 「お久さっ! 今日は仕事かな?」 手をあげ挨拶する少女が、人の良い笑みを浮かべ、ケインに向かってくる。 ケインと同じく白衣を、黄色のカッターシャツの上に。 寒くないのか、膝までないジーンズを履きこなしていた。 「相変わらずだな。――ふざけたボディだ」 ケインは空色をした頭髪がのる顔を一瞥すると、彼女と最後に会った時よりも、背丈が小さくなっている事に気づく。 奇異な視線を受け、少女は髪が薄くかかる両肩を竦める。 白の装束に引っ付けられた金色のプレートが、彼女の名をドップラーと周囲に知らしめた。 「ちょっと年齢を低くした」 とんとん、と彼女は赤い靴をステップさせて、桃色の床が破片を散らす。 629 :the day:2006/11/11(土) 18 14 10.54 ID 8n1TFFiG0 「保たれる若さって良いよね。レプリロイドの強みだよ」 自分の身体を見下ろし、ドップラーはにやりとしてみせた。 聞き流していたのか、ケインは無言を貫いて踵を返すと、自分の行き先へと急ぐ。 慌てて、さっさと進む男の背中を追うドップラー。 「全滅……だって?」 背の高い老体の歩行に合わせながら、少女が横を向き、暖めていた疑問で口を開く。 隣に並ぶ少女の幼い顔が、苦い思いを浮かべた。 梢を揺らす桜。 花びらが二人の頭にかかり、ケインは払い、ドップラーは摘まんで投げ捨てた。 「私のむ……」 ケインは言葉を止め、一拍空けて、再び口を開く。 「シグマ以外がな」 ごまかしのためか、垂れ下がる紺色のネクタイの位置を直しつつ、事の絶望的な被害を少女に教えた。 「そりゃ、幸い…………じゃないよね。青の子は?」 首を傾げて、ドップラーは最近の興味の安否を尋ねる。 二人の脳裏に、少女のような顔をした青いレプリロイドが浮かぶ。 「着任してなかった」 温度の感じられない、端的な答え。 そっ、と呟き、ドップラーの顔は理解を示した。 630 :the day:2006/11/11(土) 18 15 51.80 ID 8n1TFFiG0 「精鋭部隊が、全滅、ね。相手は一人だったんだろ?」 「ありえない」 即答の、短い否定の言葉を吐くケインに、力は感じられない。 疲れた顔を天へと向け、視界いっぱいに春の青い空を入れた。 「そだね。でも、実際にそんなレプリロイドが居る訳だ」 少女は同意し、しかし、自分でそれを否定する。 不承不承といった感じで、首肯するケイン。 「とにかく、そいつを検査するらしいが……私の予測を聞きたいか?」 確定されていない予想を少女に。 疲労が溢れる顔をドップラーへ向け、ケインは首を傾げた。 「聞きたいね」 期待を宿す瞳が、ケインの腰元から返る。 「――おそらく、彼女は遺産だ」 遺産という単語が、老人から吐き出される。 二人の科学者が沈黙する。 次第に、目的地が外観を鮮明に現す。 天まで届けと、白い巨大な壁が伸び、ロビーへのこれまた大きな玄関が威容を誇っていた。 その前に、柵で線を引かれたゲートが訪問者を待ち構える。 厳重な警備。そして、それに相応しい重要性を秘めた建造物だと、誰が見ても解る。 632 :the day:2006/11/11(土) 18 20 02.50 ID 8n1TFFiG0 「へぇ、女の子なんだ」 しばらくして、言葉の端から、ドップラーが予測した。 そして、柔らかそうな頬に手をあて、その話の彼女に興味を示す。 「人型の遺産って、珍しいな」 ドップラーの記憶には、これまで見てきた遺産の中に、人型を模した物など該当しない。 ケインも同じだった。 「あぁ、だから、これから検査に立ち合う」 とたん―― 「今からなんだ!?」 ドップラーが大声をあげ、喜びの悲鳴をあげる。 失言に近い己の発言に、失意の呻き。ケインは、自分の身体を少女から退く。 「見たい!!」 目を、未だ見ぬ科学の結晶が見れるという興奮に輝かせ、万歳するかのように両腕を振り上げた。 「ハンター職員じゃない者を、入れる訳がないだろう。自分の研究室に帰れ」 辛辣に言うが、それで引き下がるとは、ケインも長い付き合いから思っていない。 案の定――ドップラーは、老体の脚を細い腕で抱きしめてきた。 歩行を邪魔する子供じみた行為に、ケインは頭痛を覚える。 「むぅ、昔の恋人につれないじゃないか!」 頭の痛みが酷くなった。 633 :the day:2006/11/11(土) 18 22 30.01 ID 8n1TFFiG0 「もういいもん!! ハッキングしてやる!!」 白衣が、ぎゃあぎゃあと足下で喚く。 諦めの悪い少女に、ケインはうんざりし、今日ここで出会った事を非常に後悔した。 ドップラーの気迫と脅しに負けたケインは、 「…………止めろ。解ったよ……本部に掛け合おう」 そう言って、少女にガッツポーズをさせてやった。 「はー、あの子か……可愛い顔だねぇ。遺産っていうから、もっと酷いものを想像してたよ」 研究の意も兼ね備える検査室は、二段構造をしている。 斜めに立て掛けられたベッドのある部屋の上に、キャットウォークのような通路が設けられていた。 動き回る研究員達の頭上を、宙に浮く形で通路が走る。 ケインとドップラーは、通路に張られたガラス越しから、事の成り行きを見下ろしていた。 手すりを掴み、冷めた目をするケイン。 その横で、どこから取り出したのか、ドップラーはウサギの顔を座台にした椅子に座る。 背広の胸から煙草を取り出し、ケインが目線だけで吸ってもいいかと聞いた。 ドップラーが許さず、首を振って、老人の喫煙を禁止する。 指に挟まれた細く白い筒は、大人しくケインの懐中へと戻った。 635 :the day:2006/11/11(土) 18 24 59.18 ID 8n1TFFiG0 二人と同じ白衣を着た研究員。 彼等が集まるベッド――眠りにつく少女が身体を横にしていた。 着衣は無く、一糸も纏わない裸身が、遠慮なく外気に晒されている。 少女の物か、血を思わす赤いボディが、寝台に隣接する机に置かれていた。 研究員、そしてケインとドップラーの大量の視線が、少女に注がれる。 物語に出てくるかのような、整えられた目鼻立ち。 腰を越える金色の長髪を持つ頭に、猫の耳を生やすのが異質だった。 しかし、それ以外は何処にでも居る、女になる手前――青春を謳歌する少女のそれだ。 「あの猫耳は、何か意味があるのかな」 ドップラーが笑う。 「静かにしろ」 色の無い目線と言葉で、ケインが少女を嗜めた。 「むぅ」 小鼻と頬を膨らませる少女など露知らず、研究員達は作業を続ける。 少女の周りに、様々な種類の機器を運び、計器や数値の調整とチェックを行った。 コードを乱立させる四角い機械が、端にある電極を緑に点灯する。 その横の画面を付ける黒い箱を、白衣のレプリロイドが引きずってベッドに密着させた。 637 :the day:2006/11/11(土) 18 28 37.28 ID 8n1TFFiG0 二人の研究員が、先端に楕円形の金属を持つコードを握り、少女に近づく。 数十人の白衣の中に一人だけ、紺の外套を着たフルフェイスの人影が、黒い手袋に包まれた片手をあげる。 自動二輪車用の如きメットの人物が、何かを言ったのか、研究員達は揃って頷いた。 少女へと、検査、そして研究を完遂させる為の紐が迫る。 金でメッキされた先端が、少女の薄い乳房に宛がわれ、金属に穿たれた穴から零れる液体で接着された。 同じく、腹部に貼り付けられ、そして女性器にまで挿しこまれるコード。 レプリロイド達は、無表情で仕事を続けていった。 絶縁被覆を施した電線が、少女の身体を埋め尽くす。 そして研究員の一人が押す、機器のスイッチによって、先端が唸りをあげた。 青白い放電の津波が、部屋全体に大きく広がる。 「あ……が……ぐあああああああああああ!?」 突然の痛みと快感――少女が悲鳴をあげた。 股間を突き刺すのが震動し、胸のコードが熱を持ち、残りが火花を散らす。 細い首を大きく反らす少女が涎を垂らし、絶叫する。 全身をよじって、痛みを誰かに訴えるのだが、この部屋に救う者などいない。 「……くうっ!! あぐ!? ……ああっ……うああああ!!」 痛みとは別の感覚への反応として、少女の恥毛の生えない股間から、粘着性のある液体を噴出する。 与えられる絶頂の証が、リノウムの床を汚した。 645 :the day:2006/11/11(土) 18 41 34.05 ID 8n1TFFiG0 尚も放電は続き、検査を行う先端部分とくっ付く白い肌が、赤く斑になった。 「えぐいなぁ」 暴君という名の検査に、ドップラーが不快感を隠さず、幼い顔に皺を寄せた。 「目隠しなら、あるぞ」 ケインが、仮眠用のアイマスクを横に投げた。 黒い布が少女の頭へと着地する。 「……意地悪ぅ」 頬を大きくしたレプリロイドの科学者が、すぐさま投げ返した。 老人の胸へと当たり、そのまま左右に揺れながら、廊下へと落ちる。 「あぐ……ぐうぅ!! あがぁ!!」 検査は一時間以上かけられ、少女にこの世に存在しうる様々な感覚を叩き込んだ。 真っ赤になる顔。 痙攣する身体がベッドを軋ませる。 いつまで続くのか。 少女は激痛に震え、何度も何度も達し、見開かれた目から涙を流し、秘唇から潮を吹いた。 茶色のベッドの革張りが、愛液で水浸しになり、少女の体温の残滓が湯気をたたせる。 「何も得られなさそうだな」 「そだね。ふん……また〝ワイリー〟か」 結果自体には期待していなかったのか、ドップラーは欠伸をして、両腕を伸ばした。 649 :the day:2006/11/11(土) 18 44 53.74 ID 8n1TFFiG0 少女の機械の瞳には、他からは見えぬ情報が展開している。 赤き少女の身体を中心にして、文字列が現れ、解析された内容を主人であるドップラーに伝えた。 悲鳴が途絶える。やっと検査が終了したのか、機器は動作を止め、広い空間は静寂を取り戻した。 直ぐに機器が片付けられる。 白衣等からは、何の感情も伺いしうる事は出来ない。 「先に失礼する。シグマの見舞いに行くんだ」 黙々と解散の準備をする研究員達を一瞥していたケインが、手すりから離れる。 「あぁ、行っておいで」 少女は手を振り、了承した。 ねぇ、とドップラーが笑いかけ、昔からの友人に質問する。 「遺産を作る奴……どんな科学者だったんだろうね。君みたいな、偏屈?」 ケインの振り向きざまの答えは、 「とりあえず、虐殺機械を作る――異端者だったろうな」 少女の予想通り、そしていつも通り、暖かさは無かった。 652 :the day:2006/11/11(土) 18 48 16.54 ID 8n1TFFiG0 ケインの腕に花束など無い。 「経過はどうだ、シグマ」 ベッドに横たわる女性にかける言葉も、簡素なものだった。 だが灰色の双眸には、確かに、包帯を巻く女への気遣いの意が宿っていた。 「た、隊長……!」 黒い背広の後方から、青いボディが飛び出す。 目尻に涙を溜めた少年が、驚くシグマと呼ばれたレプリロイドの胸へと飛び込んだ。 「わざわざ来てくれたんですか。――悪くないですよ」 金色の髪が揺れ、女がはにかんだ様に笑う。 ケインの労いよりも、涙で濡れた顔を押し付ける少年に対して、頬を赤く染めた。 困ったような、そして嬉しそうな表情を浮かべるシグマ。彼女に頭を撫でられる少年。 微笑ましい一つの光景。 「特に、致命的な問題は見つかりませんでした」 そんな二人を見て、ほんの少しだけ口角を揺るめるケインに、首に聴診器を下げたレプリロイドが横に立つ。 「負傷した右肩部と、その他の裂傷の治療で事足ります」 無駄の無い報告をするバイザーメットの白衣に、彼の上司が満足そうに頷く。 654 :the day:2006/11/11(土) 18 51 08.20 ID 8n1TFFiG0 「ありがとう。下がっていい」 頭を下げ、医療師のレプリロイドが部屋を後にした。 「うぅー……隊長ぉ。ほんとに、ほんとに大丈夫ですか?」 「まったくもう……君は。私は大丈夫だから、安心しなさい」 今日の世界は、決して平和ではない。 戦争、災害、飢餓、疫病。 しかし、この病室だけは、そんなものから切り離され――平和であった。 赤い。 赤い。 赤い。 赤い。 全てが赤い。 全ての光景が赤い。 振り向いた、その先も――赤かった。 「――っあ!?」 真っ白な天井が現れる。 ベッドから跳ね起き、荒い息をつくシグマの顔は真っ青になっていた。 658 :the day:2006/11/11(土) 18 55 01.96 ID 8n1TFFiG0 「あれは……いったい……」 強く抱きしめてた事から、グシャグシャになったシーツを蹴飛ばし、金の髪を荒々しく振るう。 「…………わふぅん。いかがなさいました、シグマ様」 女の足元――寝台の下から、犬を模したメットを被った少女が首を出す。 眠たげな目を擦りながら、少女は主人の異常に気付き、シグマに自分の鼻を寄せた。 「ベル……お前も、来てくれたのか……」 「あたり前です。シグマ様」 少女の頭を撫で、女は笑みを取り戻す。――しかし、まだどこか翳りがあるものだった。 「あれ? ヴァヴァだ……」 紫の装甲を身に着けた少女が、中庭のベンチに座る少年の視界を横切る。 遠くで、少年の知らぬ男と歩く少女――ヴァヴァ。 ヴァヴァは、仕立ての良い背広を着た、肥満じみた壮年の男と並んで廊下を歩いていた。 どんな関係なのか、と興味を持ったが、少年は直ぐに手元の雑誌に目を落とした。 様々な花が紙面に咲く。気持ちの良い朝日の下、ガーデンニングの本を読みふけった。 「エックス、君に頼みがあるんだ」 突然かかった低い声に、少年はページをめくる手を止める。 812 :the day:2006/11/12(日) 00 49 01.28 ID 43vmG7uE0 「わっ……ケイン博士」 驚き、振り向くと、喪服の似合う老人が横に立っていた。 「あ、はい。何でしょう?」 「春過ぎとは急だが、新しいレプリロイドが、君の部隊に配属される事になった」 本を閉じて、首を傾げる少年に、ケインは説明する。 新しいレプリロイド――検査を受けた、紅き少女を思い起こしながら、老体は続けた。 「へぇ……。それがどうかしたんですか?」 何故、自分に言うのか。そんな疑問を抱き、少年は、朝日に照る顔を怪訝なものにした。 老人は、一瞬言い淀み、 「――仲良くしてやってくれ」 「は?」 少年の思考を、不可解というものに囚われさせた。 「以上だ」 言うだけ言い、ケインは少年を置き去りにして、本部の施設へ戻る。 後方で自分を呼ぶ声がするが、聞こえないふりをして、足を速めた。 「遺産を飼いならす、か。……本部はいったい何を考えているんだ」 ケインが胸から書類を取り出す。 紙面には、猫の耳をつけた少女の写真と、ハンターに従属させるとの指令が載っていた。 既に訓練をさせており、類まれなる手腕をみせているようで、少女に特A級のハンターの称号を与えるとも書かれている。 814 :the day:2006/11/12(日) 00 51 39.45 ID 43vmG7uE0 結局、行われた検査で何も得られなかった、謎めいたレプリロイド。 遺産と呼ばれた存在。振るう力は、彼女を職場へと歓迎するハンター――その職員を、先日、虐殺してのけた。 本部の意向に、理解に苦しむケインは、手にする書類を中庭に点々と置かれるゴミ箱へ叩きつけた。 春が終わりを向かえようとし、段々と気温が暑くなってゆく。 だが、ケインの瞳はどこまでも冷え切っていた。 「仲、よさそうだ」 初夏。 空に浮かぶ白い太陽が、じりじりと光りを強め、地面に陽炎を作り出す。 色素が抜けたのではなく、元の色が真っ白である髪を持った少女が、思案に沈む老人へと声をかけた。 「……ライト博士」 ライト呼ばれた少女は、日より眩しい笑顔を、中庭の小さな運動場で球技に勤しむ二人に向けられていた。 バスケットをする赤と青。少女が一方的に、少年からボールを奪い、ゴールへと投げ入れていた。 「へっへーんだ」 「うぅー!」 特Aというのを納得できる身のこなしで、少女は相手を翻弄する。 目を回し、打ち倒れる少年。 少女の腕が翻り、またもリングへと、茶色の球が正確に投げ込まれた。 816 :the day:2006/11/12(日) 00 55 59.11 ID 43vmG7uE0 ケインはそれを静かに見つめ、ライトが声をあげて笑う。 「根つめた顔してますよ、ケイン博士」 笑みを崩さず、ライトは隣で黙して座る老人へ、気遣いの声をかけた。 その言葉に、きょとんとするケインが、困ったように口元を歪ませる。 自分のそんな姿を、他人に見られたくなかったのだろう。ケインは居心地が悪そうに、身体を揺らした。 「そう、だろうか……顔に注意は払ってなかった」 頬に手をあて、ケインが不器用な言い訳を口にした。 それを冗談と取ったのか、ライトが小さく吹き出した。 少女の、可愛らしいが、失礼な態度に憮然とするケイン。 笑いながらライトは、取り成すように軽く手を振るい、からかった訳ではないと弁解した。 笑みを浮かべながらでは、説得力は無いが、ケインは一応納得する。 「ふふっ、無理しないで下さいね。ん……休憩おわっちゃう――それじゃ、私は」 右腕に嵌められた時計を見やり、少女はスーツの男に向け、小さく礼をする。 「あ、最近、カウンセラーの許可が下りたんですよ」 ケインに背を向けようとした所で、ライトは髪をかき上げ、そう言った。 818 :the day:2006/11/12(日) 00 59 05.20 ID 43vmG7uE0 レプリロイドの心理を考え、悩みを聞き、それを解決する手助けをする。 カウンセリングの為に、医療室の一部を使用させてくれ――ケインは、そんな訴えがあった事を思い出す。 許可が下りた事に、特別な感慨をケインは受けなかったが、少女自身の嬉しそうな顔に、何かを言わなければならないと考えた。 「それはおめでとう」 捻り出したのは、なんの変哲もない祝いの言葉だ。 「ありがとうございます」 普通ではあるが、それでもライトは満足したようで、力強く頷く。 エメラルドの瞳には、カウンセラーとしての決意が漲っていた。 緩やかに過ぎ去る、なんでもない一日。――永遠と、〝通常〟が続けられていた。 「一体、何を考えているんだ……!」 振り下げられた拳がデスクを叩き、上に載る書類の束と灰皿が、淡く光る照明まで飛んだ。 煙草と灰が床を汚し、書類が部屋にばら撒かれる。 ケインは机を蹴り上げ、全てを地へと還した。 彼らしくない野蛮な行為を受け、壁に激突する万年筆が半ばからへし折れ、机の下敷きになったスタンドライトが破砕する。 819 :the day:2006/11/12(日) 01 03 25.07 ID 43vmG7uE0 「採掘場で何をしている……! どうして、情報部は何も言わない!!」 怒声に、我関せずと鈴虫が鳴く。 本部の三階に位置するケインの執務室の窓から、夏の名残である蒸し暑さと、秋の到来の声が流れてきた。 ケインの目前に、滅茶苦茶になった私物を飛び越え、大きなスクリーンが垂れ下がっている。 投射器の光りを受ける巨大な画面には、頭を抱えた男の知らぬ所で行われている、本部の〝動き〟が映されていた。 いつから、違和感に気づいたのか、ケインは思い出せない。 ただ、ハンター職員の進退について、書類の処理作業を行っていた時から、ケインの胸の内に疑問が沸いて出てきた。 勝手に、任務場所を変更される部下。 意味不明な異動。 説明のされない、内容不透明な任務。 それらに関する情報を、開示するのを拒否する、同じ職場であるはずの部署。 どこで彼がおかしな事に気づいても、おかしくはなかった程、ハンターは異質な行動をしていた。 「…………暗殺だと」 同時に、各地で暴れるイレギュラーの数が、日を追う毎に勢力を増している事も知る。 次々に、ハンター幹部が寿命や耐久年度を繰上げ、早めの死を迎える。 スクリーンには、先週末に、人間とレプリロイドの権利の平等化を訴えていた、幹部の一人が破壊されたと表示。 821 :the day:2006/11/12(日) 01 07 06.56 ID 43vmG7uE0 次に、和平会談のメンバーが連続して殺害されると――人とレプリロイドの生き死にしては、とても簡潔な文章が流れた。 暴走したメカニロイド達が、世界中で、死神の手を広げる。 摘みきれない頭痛の種に、ケインは全てを放り出したくなった。 しかし、そうさせないのは、ひとえに彼の立場が責任あるものであり、彼自身が責任感の強い人間であるからだ。 「この世界は……本部は……いったい」 ハンター本部で、重要な役目であるはずの老人は、道化という単語を頭から引っ張りだす。 歪む顔を手で覆い、ケインは生まれて初めて、市販で扱われている頭痛薬を服用した。 ポケットから取り出した瓶を戻さず、壁へと投げる。 安っぽい音をたて、内包していた錠剤が飛び出しながら、ガラスの破片は弾けた。 軽いノックが、上質の木で出来た扉に送られる。 「父さん……」 壊れた机の前にあった椅子へ、額を押さえて腰掛けるケインに、暗く沈んだ声がかけられる。 汚くなった執務室の扉が、金の長髪を流す女を飲み込んだ。 ケインの刃物のような瞳が、横目に向けられる。 緑の装甲が、力なく立っていた。 「……シグマ。何だ? 私は忙しい」 両手を後ろ手にするシグマに、用も聞かず、彼女の父はおざなりに応対する。 彼女の様子など目に入らず、今後の身の振り方だけが、ケインの頭をぐるぐると回った。 822 :the day:2006/11/12(日) 01 12 18.01 ID 43vmG7uE0 「…………いえ、なんでも……ないです。……邪魔して、すいません」 ケインは、女の手に握られた物に気づかない。 悲しげな目をし、もうこちらを見ようとはしないケインに、シグマは優しく微笑んだ。 涙を一粒だけ零し、 「……あなたに。父さん――あなたに……迷惑はかけません……」 シグマはそう言って、部屋を後にした。 「さよなら……父さん」 どのぐらい時間が経ったか。 数時間ほど動かぬまま思案していたケインが、一息つこうと、椅子から身を引き剥がす。 壁にかけられた時計が、今の時刻は深夜だと示していた。 部屋の隅に設置させた、コーヒーメーカーを操作しようとすると、床から電子音。 引っくり返った電話機が、単調な音を鳴り響かせて、受信を告げる。 「私だ」 丁寧に不機嫌を隠し、ケインが受話器を取る。 『シグマが一昨日の夜から、昨夜にかけて、何処に居たか知っているかね?』 発信者は、挨拶もなかった。 824 :the day:2006/11/12(日) 01 14 05.17 ID 43vmG7uE0 「……は? いえ、存じませんが」 声から、ハンター本部の最高責任者だと思い出し、ケインは少しだけ慌てる。 だが、動揺も綺麗に隠蔽してみせた。 『邪魔をした』 不可解な質問は、唐突に切られ、待機音だけが虚しく続く。 最後の夏の日――平和であるはずの日常から、異常が水面から現れた。 緑を赤く染める秋。 『シグマが本部のデータをハッキングした、との嫌疑がかけられている』 次第に寒さを帯びてきた季節の始まりを、耳を疑う言葉で、冷たく祝す。 ケインは受話器が、振動をしているのを感じ、それが自分の震えによるものだと気づいた。 「……馬鹿な」 口からでるのは、掠れる一言。 思い当たる節などなく、ましてや、ケインにはそのような事自体が信じられなかった。 『早急に、彼女を会議室へ連れてくるように』 相手の事など考えない送信者は、短く告げると、またも強引に通信を切った。 波が揺れる。 828 :the day:2006/11/12(日) 01 17 47.92 ID 43vmG7uE0 「何……が……」 赤い。 紅葉などという風物ではなく、ハンター本部の一部が炎の巻かれていた。 「シグマ……!!」 ケインは、自分の娘の姿を、おぼつかない足取りで探す。 赤い。 全ての光景が、赤に染められていた。 [第17精鋭部隊隊長、暴走] 「これは、由々しき事だ!! レプリロイドが反乱を……しかもハンターから!!」 肥満の男が、頭から出したのかと思える声で喚く。 それを横目にしながら、ケインは配られた書類に目を通した。 「――なんですか、これは」 いつから、世界は自分の理解を超えるようになったのだろう。 ケインは、どこで間違えたのか考えるが、答えなど出ない。 「二日前から、我々が考えた〝調査方法〟だ」 与える者も居ない。 831 :the day:2006/11/12(日) 01 20 33.13 ID 43vmG7uE0 「……何かの……冗談でしょう」 〝何か〟が自分を追い抜かし、結果だけが足跡として残る。 その足跡は、様々なものに被害を振り撒き、無惨なものだ。 「メディアは勿論だが。ハンター職員にも、奴等が事を起こすまで、この事は公表するな」 ケインは理解できない。 「以上」 彼等は何を言っているのか。 「待ってください……! この調査方法は、何なのですか!?」 科学者。レプリロイドを作る身の自分に、突き出された悪夢。 「以上だ。退室したまえ」 真っ暗な闇色のメットが、老人をみつめた。 「これは……レプリロイドの権利は、どうなるのです!?」 いつから、こうなったのか。 レプリロイドは、人間の道具であるという風潮が生まれ、人は傲慢になった。 両者が手を取り合える世界を作る――ハンターの目標。そんな思いは何処へ消えたのか。 「権利――こうなってしまっては、そんな物など破棄すべきだ」 いつから、自分は何も言えなくなったのか。 833 :the day:2006/11/12(日) 01 24 31.20 ID 43vmG7uE0 「世界平和のため――我々は、可及的速やかな解決を求める。」 世界平和という単語にすら、ケインは違和感を感じた。 「訓練Σについては秘密裏に運ぶよう、お願いする。以上だ」 フルフェイスの男が、そう言い、会議室の幹部達が揃って頷く。 全てが完結した。 二週間後。 [ヴァヴァ脱走] [アイシー・ペンギーゴ異動] [アーマー・アルマージ異動] [ブーメル・クワンガー異動] [バーニン・ナウマンダー、ラボへ] [第9レンジャー部隊、失踪] 訓練Σは、どこかで行われている。 何かが、どこかで行われている。 シグマは、何を思い、何を求めているのか。 ハンターは、何を考え、何を目的としているのか。 834 :the day:2006/11/12(日) 01 26 44.74 ID 43vmG7uE0 「私だ」 鳴り響く受話器を取る。 「……ケイン博士、マックです!! イレギュラーが高速道路を……!!」 違和感の正体は掴めない。 だが、確実に〝何か〟は息づいている。 地球――この青い世界に。 <了>
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5日 こどもの日 10日 メイドの日 15日 ストッキングの日
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2日 ミニの日 ( #ミニの日 ) 3日 ひな祭り 耳の日 5日 巫女の日 ( #巫女の日 ) 9日 ミクの日 ( #ミクの日 ) 14日 ホワイトデー
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冊子情報 発行数 50 ページ数 26 秋期学園祭冊子関連 基本 タイトル はじめてのあき カラーテーマ 「和」,「Pow☆」 今回は、前回の夏冊子が印刷できなかったので、夏冊子も一緒に発行しようと思います。(夏冊子:50冊、学園祭冊子:50冊) 企画 「漢字1文字」 決められた漢字でイメージする絵を描く こんかいの担当 表紙 ミットン 裏表紙 津曲 編集 如三 枚数 カラー 1~2枚 白黒 1~4枚 ※提出は強制じゃないので気楽にどーぞ 用紙サイズ 絵 B5白黒 自己紹介 B6白黒(B5の半分だよ) 締切 10月22日 印刷 10月 22日(土) 集合時間《12 00》 集合場所《いりなか》 製本 10月 22日(土) 印刷の後、学校へ移動 お疲れ様でした 漢字お題 HN: 如三 歩武 鈴代 用 闘 清 硲 ハミ根こ 津曲 騎 覇 妙 かしす ミットン しなぎれ 霊 爆 獄 間違ってたら報告お願いします 以下広告
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헬보이 시리즈는 크게 원작이 되는 코믹스, 그리고 그에 기초해 제작된 영화, 그리고 애니메이션과 기타 만화로 나눌 수 있다. 모든 작품은 다크호스(Darkhorse)에서 냈다고 보면 된다. -헬보이 시리즈의 TPB 목록을 참고하시오 1. 코믹스 마이크 미뇰라 선생이 창조한 이래로 대부분의 헬보이 작품이 마이크 미뇰라의 손을 거쳤다. 우선 미뇰라가 직접 그린 헬보이는, 우선 TPB 1권부터 거의 7권까지가 포함된다. 다크니스 콜 부터 더 퓨리 까지 4부작의 작화는 Duncan Fegredo가 담당했다. 1960년대나, 과거 회상하는 내용을 다룬 단편집은 주로 Richard Corben이 많은 분량을 담당했다. BPRD 시리즈는 BPRD 1946 을 제외한 대부분의 BPRD 만화가 Guy Davis의 그림으로 진행되었으며, 2011년 이후에는 Tyler Crook이 레귤러 아티스트를, 그리고 Warren Harren, Cameron Stewart 같은 아티스트들이 백업을 하고 있다. 그외 다크호스에서 자주 보이는 Eric Fowell이나 Gabriel Ba가 게스트로 한 두편 그리기도 했다. 다만 Hellboy Junior와 같은 여러 작가들의 단편집을 제외하면, 헬보이 작품은 누가 내용을 맡던 간에 스토리는 미뇰라가 절반쯤, 그리고 BPRD 등은 John Arcudi와 그외 작가들이 나머지 절반쯤 맡아 왔다. 마이크 미뇰라가 스토리에 미치는 영향은 지대하다. 이 리스트는 읽어야 할 순서대로(사실 그게 시간적 순서기도 하다) 적었으며, 언제 읽더라도 상관 없는 단편은 (3)에 분류했다. 헬보이 시리즈의 연대기, 시간적 순서에 대해서는 헬보이 시리즈의 연대기를 보시오. 참고 헬보이 시리즈의 TPB 리뷰 (1) Hellboy - 헬보이 Hellboy - Seed of Destruction 헬보이 시리즈의 첫번째 작품이다. 멸망의 씨앗 이라는 제목으로 국내 정식 출간되었다. 헬보이가 자신을 이용해 우주에서 오그두르 자하드를 소환하려는 라스푸틴과 싸우는 내용이다. Hellboy - Wolves - Corps - Coffin 정발본 3권, 사슬에 묶인 관과 그 밖의 것들 이다. 단편집이며 저주받은 늑대인간 종족과 싸우는 내용, 그리고 헬보이의 탄생에 대한 내용이 들어있다. Hellboy - Wake the Devil 정발본 2권, 악마를 깨워라 다. 쥬레스쿠라는 이름의 유서깊은 흡혈귀가 헬보이와 싸우며, 마녀들의 여신인 헤카테가 처음으로 등장하는 만화다. Hellboy - Almost Collossus ; 거인이 되다 원래 두 권의 이슈로 구성되어 있었으며 정발본 3권 사슬에 묶인 관과 그 밖의 것들 에 수록되었다. BPRD의 호문클루스 요원인 로저가 처음 등장하는 단편 에피소드다. Hellboy - THE MIDDLE YEARS (이 부분의 단편이 너무 많기에 별도 항목으로 분리함) Hellboy - Right Hand of Doom - Box Full of Evil ; 파멸의 오른손, 악마로 가득 찬 상자 정발본 4권 파멸의 오른손 에 모두 수록되었다. 파멸의 오른손 은 헬보이의 오른손에 대한 설명이 나오는 단편이며, 원래 2편의 이슈였던 악마로 가득 찬 상자 에서는 이고르 브룸헤드라는 악당이 악마와 결탁해 헬보이를 거의 죽일뻔한 내용이 나온다. Hellboy - The Conqueror Worm 정발본 5권 정복자 벌레 에 해당한다. 나치의 과학자들이 1930년대에 우주로 쏘아보낸 로켓이 다시 지구로 돌아오는데, 그 안에는 우주의 괴물인 정복자 벌레가 들어있어 지구의 평화를 위협하고 헬보이와 로저가 그에 맞서 싸우는 내용이다. 이 만화를 기점으로 헬보이는 BPRD에서 나와 아프리카로 떠나게 되며, BPRD와 헬보이 만화가 갈라지게 된다. Hellboy - Third Wish 아프리카를 돌아다니던 헬보이가 바닷속에서 보그 루쉬라는 물고기 마녀와 싸운다는 내용이다. 여기랑 여기를 참고하시오. Hellboy - The Island 바다 위를 떠돌던 헬보이는 어느 섬에 상륙해 괴물에게 죽음을 맞고, 자신의 피를 통해 되살아난 이단 신봉자에게 우주의 탄생 이야기, 그리고 오그두르 자하드가 어떻게 탄생되었는지와 그에 얽힌 비밀을 알게 된다. Hellboy - Darkness Calls 마녀들의 여왕인 헤카테가 소멸되어 지도자 자리가 공석이 되자, 마녀들은 헬보이를 자신들의 왕으로 삼으려고 한다. 헬보이가 거절하자 마녀들은 평소 헬보이에게 원한이 있는 바바 야가한테 복수를 의뢰한다. 그루아각은 마녀들의 새로운 여왕을 찾기 위해 길을 떠난다. Hellboy - The Wild Hunt 헬보이는 영국에서 거인들을 사냥하는 파티에 참석하고, 자신의 출생 성분에 대해 알게 되어 마녀들의 여왕에 맞선 군대를 일으킨다. Hellboy - The Storm 2010년 중순부터 나오기 시작한 시리즈로 헬보이가 영국에서 마녀들의 여왕과 전쟁을 벌인다. Hellboy - The Fury 2011년의 헬보이 시리즈로 이슈 3편으로 끝난 The Storm에 이어지는 시리즈로 3부작의 마지막 작품이다. Duncan Fegredo가 그렸으며 엑스칼리버를 버린 헬보이가 용이 된 마녀들의 여왕, 니무에와 결판을 내는 만화다. Hellboy - Hellboy in Hell(가제) 지옥에 간 헬보이에 대해 다룰 예정인 2012년의 헬보이 시리즈 제목. (2) B.P.R.D BPRD - Hollow Earth BPRD 시리즈의 본격적인 시작으로, 정복자 벌레 이후의 BPRD의 모습을 그린다. 이후 헬보이와 BPRD는 별도의 시리즈이므로 만나는 일 없이 계속 평행선을 걷는다. 산속으로 혼자 수행하러 간 리즈 셔먼을 지하인들의 손에서 구출하는 이야기다. BPRD 6 ONE SHOTS 01 Abe Sapien - Drums of the Dead 02 BPRD - Soul of Venice 03 BPRD - Dark Waters 04 BPRD - Night Train 05 BPRD - Under my bed 06 BPRD - Born Again and Another day at the office 단편집으로, 이상 6가지 이슈로 구성되었다. 대체로 헬보이의 자리를 대신하는 로저가 활약한다. 이중 6번째 이슈는 BPRD - The Black Flame 에 쓰일 떡밥을 제공한다. BPRD - Plague of Frogs 개구리 역병이 일어나고, 새로 BPRD에 들어온 요한 클라우스를 비롯해 리즈, 에이브, 로저가 이걸 때려잡으러 바삐 돌아다닌다. BPRD - The Dead BPRD는 개구리 역병의 확산으로 콜로라도의 버려진 기지로 본부를 옮기고, 캡틴 다이미오를 새 요원으로 영입한다. 요한 크라우스는 새로운 기지의 벽 속에 파묻혀 있던 독일 과학자를 구출했는데 그 과학자는 어딘가 수상해 보였다. BPRD - War On Frogs 미국 각지에서 본격적으로 개구리들과의 전쟁이 시작되고, 전쟁중에 생긴 일을 다룬 총 4편의 이슈로, 각각 다른 작가가 맡은 작품이며 2006년부터 2009년까지 시간차를 두고 출판되었기에, 간행 연도에 따라 일부 내용은 뒤이어 나온 만화 BPRD - The Black Flame과 겹치기도 한다. BPRD - The Black Flame 5편짜리. 개구리 역병, 그리고 개구리들이 불러올 카타-헴을 이용해 강력한 힘을 얻고자 하는 블랙 프레임 이라는 인간 악당이 등장한다. BPRD - The Universal Machine 5편짜리. BPRD의 케이트 코리건 박사가 꼭 필요한 내용이 담긴 중세의 책을 구하려고 돌아다니다 위기에 빠진다. BPRD - Garden of Souls 5편짜리. 에이브는 동남아시아의 한 섬에서 신인류를 만드려는 비밀 결사와, 되살아난 미이라 할머니 파냐를 만나고 자신의 과거에 대해 되돌아보게 된다. BPRD - The Killing Ground 5편짜리. BPRD의 콜로라도 기지에서 BPRD에서 탈출한 괴물이 날뛰며 학살극이 벌어진다. BPRD - The Warning 5편짜리. Scortched Earth Trilogy 3부작의 시작이다. 개구리 역병에 이어 찾아올 2단계 종말의 징후, 즉 경고가 포착된다. BPRD - The Black Goddess 5편짜리. 3부작의 2번째 작품이다. 리즈 셔먼이 그동안 자신을 설득/조종해왔던 수수께끼의 인물에게 납치되어, BPRD 전원이 네브라스카 산맥으로 그녀를 구하러 가는 내용이다. BPRD - King of Fear 5편짜리. 2010년에 나온 시리즈이며 The Warning부터 시작된 3부작의 마지막 작품이 될 예정이다. 에이브가 이끄는 BPRD 팀은 텅 빈 지구의 안으로 들어가서 죽은줄 알았던 Black Flame, 공포의 제왕을 만나고 그들의 계획을 들으나 리즈 셔먼이 모든걸 뒤엎어버린다. 세계 각지에 이상현상이 일어나는 가운데 BPRD는 미국 정부를 넘어 UN의 지휘를 받는 기관으로 일신한다. BPRD - Hell on Earth - New World 2010년에 King of Fear의 뒤를 이어 시작된 시리즈로, 기존의 BPRD였던 제목이 BPRD - Hell on Earth로 바뀌었다. 브리티쉬 콜롬비아에서는 사람들이 원인불명의 이유로 사라져가고, BPRD의 앤드류 데본 요원은 에이브 사피엔에 대한 적개심을 드러내며 요한 크라우스는 새로운 몸을 갖고싶은 열망에 빠지고 판야는 수상한 움직임을 보인다. 콜롬비아에서 에이브는 숲 속에서 은둔하던 벤자민 다이미오를 만난다. B.P.R.D. - Hell_on_Earth - Seattle 2011년 에메랄드 시티 코믹콘에서 한정판으로 나온 단편 만화로, 가이 데이비스가 그렸으며 거대한 괴물에게 습격당한 이후의 시애틀에서 BPRD 요원과 경찰이 대화하는 짤막한 만화다. B.P.R.D. Hell on Earth - Gods 미국 본토 전국이 망조를 띄는 가운데 생존자 무리를 이끄는 한 소녀가 등장한다. 거대한 박쥐같은 괴물이 생존자 무리를 위협하자 때마침 등장한 에이브 사피엔과 BPRD가 이들을 구하지만 소녀는 에이브 사피엔을 적그리스도처럼 여겨서 총으로 쏴버린다. 가이 데이비스의 마지막 BPRD 장편 만화. B.P.R.D. Hell on Earth - Monsters 2011년에 나온 만화로, 페트로그라드 라는 만화로 유명해진 신예 만화가인 타일러 크룩이 그린 첫번째 BPRD 만화다. 능력을 잃은 뒤 트레일러 파크에 은둔해 살던 리즈 셔먼이 이상한 사이비 종교에게 살해당할 위기에 처하지만 뛰어난 쿵푸 실력으로 극복해내는 만화다. 가이 데이비스를 잇는 레귤러 아티스트, 타일러 크룩의 이 만화는 아직 몇 가지 아쉬운 점을 남겼다고들 한다. B.P.R.D. Hell on Earth - Russia 2011년 말부터 나온 만화로 이슈 5권으로 구성된 장편 만화다. 러시아의 초자연 현상 조사국(BPRD 1946에 등장했던)과 협조하기 위해 요한 크라우스와 케이트 코리건이 찾아가는데, 버려진 탄광 등지에서 누군가의 명령에 의해 열심히 일하고 있는 살아있는 시체들과 전쟁을 벌이는 만화다. B.P.R.D. Hell on Earth - Long Death 브리티쉬 콜롬비아의 숲속에서 설인이 목격되었다는 정보를 입수한 요한 크라우스는 특공대를 이끌고, 숲속에 은둔한 벤자민 다이미오를 추적하여 목숨을 건 싸움을 벌인다. 워렌 헤런이 그렸다. B.P.R.D. Hell on Earth - The Picken County horror 미국 남부의 한 시골의 이상한 버섯 숲을 조사하던 BPRD의 두 요원이 흡혈귀 가족, 그리고 흡혈귀를 연구하는 정신나간 학자, 그리고 버섯 숲 그 자체에게 위협을 받는다. B.P.R.D. Hell on Earth - The Exorcism BPRD - War on Frogs에 처음 등장한 여성 요원으로 아직 신참 티를 벗지 못한 애쉴리 스트로드 요원이 악마에게 씌인 한 소년을 구하기 위해서 1940년대에 BPRD와 협력했던 컨설턴트, 오타 벵가를 찾아간다는 내용이다. 카메론 스튜어트가 그렸다. B.P.R.D. Hell on Earth - The Transformation of J.H. Odonnell 고대 언어와 역사에 능통하지만 정신나간 교수로, BPRD의 보호를 받는 오도넬 교수가 어쩌다 미쳤는지를 그린 원샷 만화다. (3) 그외 코믹스 작품들 (여기서는 순서 무작위로 뽑아서 봐도 상관 없을 것이다) (3)-1 헬보이 Hellboy - Weird Tales 01~08, 총 8이슈로 구성된 여러 작가들의 작품 모음이다. 이슈 하나당 2~3편의 단편이 들어갔다. Hellboy, Jr. 00~02, 총 3이슈로 구성된 작품 모음이다. 여러 작가들이 한데 모여 헬보이의 어린 시절을 그렸다. Hellboy - Odd jobs / Odder jobs 헬보이 소설이다. Hellboy - bride of hell 2009년에 나온 헬보이 단편으로 지옥의 악마에게 팔려가게 된 신부의 운명에 대한 내용이다. Hellboy - Makoma 를 그렸던 Richard Corben이 담당했다. Hellboy - In Mexico 2010년에 나온 단편으로 이슈 1권으로 구성된 원샷이다. Hellboy - Makoma 를 그렸던 Richard Corben이 맡았다. 헬보이가 1952년에 멕시코에서 레슬링으로 악마를 때려잡는 내용을 담고 있다. Hellboy - the double feature of evil 2010년 말에 나온 단편으로 Richard corben이 그렸으며 2가지 단편 이야기가 들어있는 원샷 만화다. 하나는 욕심많은 남자, 하나는 정신나간 남자에 대한 희극이다. Hellboy - the sleeping and the dead 2010년 말에 1편이, 2011년에 2편이 나오는, 이슈 2편으로 구성된 이야기다. 1966년을 배경으로 헬보이가 흡혈귀 때문에 무너진 한 가정을 바로잡는 만화다. Hellboy - The Whittier Legacy 2010년에 나온 몇 쪽짜리 단편으로 USATODAY에 올라왔다. 1985년을 배경으로 괴물을 때려잡는 내용인데 마이크 미뇰라가 간만에 펜대를 잡은 위트있는 만화다. Hellboy - Buster Oakley Gets His Wish 2011년 2분기의 헬보이 만화다. 헬보이가 로봇, 우주선, 그리고 유전자 조작된 소와 싸우는 만화다. Hellboy Being Human 2011년에 나온 헬보이 만화다. 리차드 코벤이 그린 또다른 만화이며 호문쿨루스 로저와 함께 처음으로 일하게 된 헬보이가 일가의 시체가 밤만 되면 살아나서 탁상 위에 들러앉은 기묘한 사건을 수사하러 간다. Hellboy - The House of the living dead 멕시코의 헬보이 와 마찬가지로 술에 취해서 당분간 기억을 잃었던 헬보이가 미친 박사에게 납치당한 여자를 구하러 간다는 내용인데 프랑켄슈타인의 괴물도 나오고 하여튼 이상한 만화다. 하드커버로만 발매되었다. Hellboy - Hellboy versus aztec mummies 12년 1월 다크호스 프레젠트(Darkhorse presents)에 수록된 단편 만화로 미뇰라가 그렸다. 헬보이가 아즈텍 미라와 싸우며 케찰코아틀의 화신과 싸운다. 위의 살아있는 시체들의 집 만화와 마찬가지로 헬보이가 술에 취해서 당분간 기억을 잃었던 시절의 이야기다. (3)-2 B.P.R.D, 랍스터 존슨, 에이브 사피엔, 에드워드 그레이 시리즈 Lobster Johnson - The Iron Prometheus BPRD 시리즈의 Scortched Earth Trilogy, 이 3부작중 1편인 BPRD - The Warning을 읽고 이걸 읽으면 다음 편을 이해하기가 쉽다. 1930년대의 영웅인 랍스터 존슨이 1930년대에 나타난 수수께끼의 존재 Devil , 마르틴 길프리드와 싸우는 내용이다. Lobster Johnson - The Killer in my Skull 범죄는 물론 초자연 현상까지 수사하는 탐정인 랍스터 존슨이 뇌와 싸우는 단편이다. 문자 그대로. 이 장면은 정발본 5권인 정복자 벌레 의 초반에 잠깐 확인할 수 있다. Lobster Johnson - The burning Hand 랍스터 존슨 활동 초창기를 다룬 2012년의 랍스터 존슨 스토리다. 인디언 복장을 하고 손도끼를 들고다니며 머리 가죽을 벗기는 마피아들, 그리고 진상을 파악하는 여기자와 랍스터 존슨이 나오는 만화다. 도시를 지배하려던 마피아 두목은 자신의 계획이 랍스터 존슨때문에 막히고 생명의 위협까지 받자, 온 몸에서 검은 불이 나오는 수상한 독일인과 주술을 잘 쓰는 수상한 동양 여자에게 살인을 의뢰한다. Lobster Johnson - Tony Masso s Finest hour 토니 마쏘라는 마피아가 랍스터 존슨에게 쫓기다가 목숨을 구하기 위해 소원을 빈다는 내용을 다룬 짤막한 단편으로, 2012년에 Darkhorse Presents에 수록되었다. Abe Sapien - The Drowning The Haunted Boy 에이브 사피엔이 신참이던 시절, BPRD 활동 초기를 다루고 있는 이슈 5편짜리 에피소드다. 잠수 능력을 활용해 익사자 사건을 수사한다. BPRD - Bishop Oleks Devil 1930년대, 트레버 브룸 교수가 직접 유럽에서 발로 뛰는 단편이다. BPRD 1946의 TPB에 수록되었다. BPRD - BPRD 1946 2008년에 나온 작품으로 트레버 브룸 교수가 1946년 독일에서, 소련 소속의 초자연적 현상 수사기관 에서 파견된 기관장인 바바라와 함께 나치가 전쟁기간동안 만들었던 흡혈귀 군대를 처리하는 내용이다. 여기를 참고하시오. BPRD - BPRD 1947 2009년에 나온 BPRD 1946의 속편으로, 다크호스에서 엄브렐라 아카데미 , Pixu 등을 그린 Gabriel Ba가 그림을 맡았다. 2차대전 참전 경험이 있는 병사 몇명을 육해공군에서 차출해서 BPRD 특공대를 만드는데, 역시 유럽에서 흡혈귀를 사냥하는 내용이다. BPRD - And what shall i find there 트레버 브룸 교수가 젊은 시절인 1930년대에 직접 발로 뛰는 단편이다. Sir Edward Grey, Witchfinder - In the Service of Angels 2009년에 나온 작품으로 빅토리아 시대의 마녀 사냥꾼인 에드워드 그레이 경에 대한 내용으로, 이슈 5권으로 구성되어 있다. 1879년, 런던 시내에 흡혈을 일삼는 괴물이 나타나고 에드워드 그레이 경이 이를 해결하는 과정에서 겪는 이야기를 다루고 있다. 헬보이 시리즈에 자주 얼굴을 비치는 인물이기 때문에, 일종의 실마리를 제공하기 위한 만화로 기획되었다. 여기를 참고하시오. Abe Sapien - Abyssal Plain 2010년에 나온 에이브 사피엔 만화로, 이슈 2편으로 구성된다. 에이브 사피엔이 북해 한 가운데 침몰한 소련의 잠수함에서 유물을 가져오나 유물을 끝까지 지키려는 시신 하나가 수면으로 올라온다는 내용이다. B.P.R.D. The Dead Remembered 2011년에 나온 리즈 셔먼 만화로 이슈 3편으로 구성되었다. 자신의 발화 능력을 아직 통제하지 못하는 어린 시절의 리즈 셔먼이 등장한다. 버피 뱀파이어 슬레이어 시리즈로 유명한 Karl Moline가 작화를 담당했다. B.P.R.D. - Casualties 가이 데이비스의 마지막 BPRD 만화로, 젊은 시절의 에이브 사피엔, 리즈 셔먼이 늑대인간을 잡으러 숲에 들어가는 10여페이지 분량의 만화다. Abe Sapien - The Devil Does Not Jest 워렌 헤런이 그린 에이브 사피엔 만화로, 이슈 2편으로 구성되었으며 악마를 불러냈던 한 저택에 들어간 에이브 사피엔이 생명의 위협을 느끼게 된다는 내용이다. 탁월한 액션 장면이 돋보이는 참신한 만화다. Witchfinder - Murderous Intent 빅토리아 시대의 마녀 사냥꾼인 에드워드 그레이 경에 대한 내용으로, 단편이다. 왜 에드워드 그레이가 마녀 사냥꾼인지 알 수 있다. (3)-3 크로스오버 Savage Dragon #34~35 이미지 코믹스의 히어로인 Savage Dragon 과의 크로스오버 작품이다. 나치 잔당과 뱀파이어들이 손을 잡자 헬보이와 세비지 드래곤이 출동한다. 여느 크로스오버 작품이 다 그렇듯 새비지 드래곤과 헬보이는 주먹 싸움을 하는데 본인들의 의지와는 관계 없이 정신조종 당해서 그런 것이었다. The Goon volume 3 - #07 다크 호스의 또다른 히어로인 Goon 과의 크로스오버 작품이다. 헬보이는 이 만화에서 오래된 만화책을 넘겨보다가 군 의 세계에 떨어지게 되는데, 군 시리즈이기 때문에 에릭 파웰이 그렸고 미뇰라가 인트로와 아웃트로를 그렸다. Painkiller Jane - Hellboy 이벤트 코믹스의 여성 히어로, Painkiller Jane과 헬보이의 크로스오버 작품이다. Batman Hellboy Starman #01~02 1998년에 나온 DC 코믹스의 배트맨과 스타맨, 그리고 헬보이의 크로스오버 작품이다. 고담시에 나타난 나치...잔당과 싸우고 남미까지 날아가 일망타진한다. Ghost Hellboy #01~02 90년대에 잘나갔던 다크 호스의 또다른 여성 히어로인 Ghost와 헬보이의 크로스오버 작품이다. (1995년) 2. 영화 헬보이 영화는 판의 미로 의 감독이었던 길예르모 델 토로가 2편 모두 감독을 맡았다. 분장하면 매우 헬보이같은 외모가 되는 론 펄먼이 주인공을 연기했고, 셀마 블레어가 신경질적인 리즈 셔먼을 연기했다. 헬보이 (Hellboy, 2004) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 줄거리 헬보이 1권인 멸망의 씨앗 의 줄거리를 많은 부분 차용했다. 1944년에 나치 과학자들과 러시아의 신비주의자인 라스푸틴에 의해 왠 놈이 지옥에서 소환된다. 미군은 그 놈을 헬보이라고 이름붙이고 키워내, 각종 악마와 귀신, 기타 등등과 싸우는 요원으로 만들어냈다. 하지만 나치 잔당들 때문에 라스푸틴이 부활하고, 라스푸틴은 헬보이의 오른손을 이용해 세상을 파멸시키려고 한다. 특징 헬보이는 50대지만 리즈 셔먼을 사랑하며, 리즈 셔먼에게 접근하는 젊은 BPRD 요원인 존 마이어스를 계속 견제하는 아이같은 모습을 보인다. 에이브 사피엔은 코믹스와 달리 매우 섬세한 인물로 그려졌다. 또한 어디에든 손을 갖다대기만 하면 정보를 읽어낼 수 있는 초능력을 갖고 있다. 헬보이 세계관을 관통하는 지독한 병인 개구리 역병 대신에 사마엘이라는 괴물이 나온다. 코믹스와 달리 크뢰넨이 칼을 잘 다루는 킬러로 나온다. 헬보이 2 골든 아미 (Hellboy II The Golden Army, 2008) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 줄거리 그동안 언론의 그늘 속에서 숨어 살던 헬보이는 점점 인간 세상에 편입되고 싶어하고, 매스컴에 출연해 자신의 존재를 세상에 알린다. 인간과 요괴 사이에서 존재하던 고대의 휴전 협정이 수 천년이 지난 후, 세상을 지배하려는 요괴 세상의 누아다 왕자에 의해 깨어진다. 누아다 왕자는 세상을 장악하기 위해 파괴를 목적으로 한 기이한 창조물들을 찾고, 수 천년간 잠들어있던 최강의 군단 ‘골든 아미(Golden Army)’ 를 깨운다. 인간들한테 차별받은 헬보이는 누아다 왕자가 "자연을 파괴하는 인간들은 그냥 죽어도 싸다"고 주장하자 마음이 흔들린다. 특징 헬보이와 리즈 셔먼은 진도가 더 나갔고 리즈 셔먼은 임신했다. 리즈 셔먼은 머리를 잘라서 단발이 됐다. 요한 클라우스도 스팀펑크같은 태엽 돌아가는 복장을 입고 등장한다. 헬보이와 리즈 셔먼, 그리고 요한은 직장을 떄려쳤다. 그리고 이 골든 아미 의 경우에는 영화에 기초해 코믹스가 또 나왔는데 이놈에 대한 설명은 생략한다. 그냥 영화 앞부분에 요정들의 전쟁과 역사를 설명하는 내용이 코믹스로 옮겨졌을 뿐이다. 3. 애니메이션과 애니메이션에 관련된 작품 헬보이 애니메이션은 2006-2007년에 제작되었으며 DVD로 출시되었다. 아동용이라는 오명을 쓰고 있지만 15세 미만 관람불가에 해당하며 의외로 잔인하기도 하다. 성우는 영화와 같으므로 헬보이 목소리를 론 펄먼이 연기했다. 캐릭터 디자인은 미뇰라의 원작에서 대부분 새롭게 바뀌었다. 다만 코믹스에서 나왔던 몇가지 묘사나, 소재 등은 애니메이션에서도 다시 쓰였다. Hellboy Animated Sword Of Storms 헬보이가 일본에서 일한다는 내용이다. Hellboy animated Blood Iron 1939년에 브룸 교수가 젊은 여자와 소녀들의 피를 뽑아 목욕을 했던 Erzsebet Ondrushko라는 흡혈귀 백작 부인(바토리 백작부인은 아니고 그냥 이미지만 차용)을 사냥하러 갔다가 완전히 죽이지 못하고 말았는데 대략 70년쯤 뒤에 다시 돌아와 브룸 교수와 BPRD 친구들을 괴롭힌다는 내용이다. 덤으로 헤카테도 나온다. 그외 2007년에 헬보이 애니메이션(Hellboy Animated)에 기반을 둔 코믹스도 나왔다. 한 이야기가 이슈 하나에 들어가는 짤막한 구성이며 총 4권의 이슈가 나왔다. Hellboy Animated - Phantom Limbs Hellboy Animated - The Yearning Hellboy Animated - The Judgment Bell Hellboy Animated - The Menagerie
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